前の記事でレポートした「支付宝钱包」アプリで依頼した荷物の集荷ですが、約6時間が経過した先ほど、配達員が家に直接荷物を取りに来ました。事前に電話での確認はありませんでした。
既に発送先の情報はアプリから入力済みなので、荷物の重量を測って料金を支払うのみだと思っていたのですが… さすが中国!認識が甘かったですね。
配達員はいきなり「十块钱(10元、約200円)」と言ったあと、「地址哪里?(住所どこだ?)」みたいなことを聞いて来るのです。
いやいや「支付宝」経由で発送先の住所分かってるでしょ!と、アプリの履歴を見せながら説明したのですが、再度発送先の住所と連絡先を教えろと言うので、結局メモ用紙を渡して業者に書かせました。
「支付宝」で支払えないのかも聞いてみたのですが、この業者は現金にしか対応してないようです。
最後に未記入の送り状だけ渡されて、何言っているか詳しくは分かりませんでしたが(汗)、バーコードの番号から荷物の配送状況を追跡できる、ただし10時以降だ、みたいなことを言っていました(笑)
とにかく突っ込みどころが満載なシステムで…
- アプリから発送先情報を送ってるのに、再度玄関先で手書きするアナログさ
- 荷物も見ないで10元という適当さ(そもそも重量測る道具なんて持ってない)
- 「支付宝」で集荷依頼しているのに「支付宝」から支払えないという矛盾
- 最後に未記入の送り状渡すんだったら、最初から送り状に住所書けばいいのに
アプリからいろいろなサービスに接続できるところまではもの凄〜く便利なのですが、そこから先は、まあ中国らしいといえば中国らしい、効率の悪さと適当さが際立つ出来事でした。。。
…で今回何を発送したのかといいますと、ひと月ほど前の「米粉節」で購入したBluetoothスピーカーです。
最近突如として電源が入らなくなってしまい、何度充電してもダメなので、サポートに状況をチャットで相談したところ、壊れた「音箱(スピーカ)」を「小米」のアフターサービスに郵送し、新品と交換してもらうことになったんです。
ローカル製品はよく壊れたり故障したりしますから、こちらに住んでいる日本人も、宅配便をうまく使いこなせると返品や交換の際に少し幸せになれるかもしれません(笑)
しかし集荷はもっとスマートにできないの?と思ったお話でした。
カテゴリ: ファイナンス
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