今日立ち寄った「咖啡厅(kāfēitīng、カフェ)」は、各テーブルの上にQRコードが貼ってあって、iPhoneの「微信(WeChat)」アプリでスキャンすると「菜单(càidān、メニュー)」が表示されました。
紙のメニュー表は一切持ってきません(笑) 電子マネーがこれだけ普及した中国だからこそできる荒技ですね。
紙のメニューを制作しないことによるコスト削減はそれほど大きくないかもしれませんが、人件費の削減にはかなり効果があるかもしれません。きっとここ中国では、こうした方式がますます増えていくことでしょう。
下のスクリーンショットがメニューです。「+」で商品を選んで、「选好了(xuǎnhǎole、選択OK)」を押すだけ。
そして以下が決済画面。
ちなみに「支付宝(Alipay)」でQRコードをスキャンしても同じメニューが出てきました。もちろんこの場合の決済手段は支付宝からになります。
…で、こんなの飲んでみました〜
わたしが頂いたのは、ケニア産コーヒー豆の水出し珈琲です。ワインみたいにデキャンタ?とグラスで出てきました。なかなか新鮮ですね。
コーヒー豆を挽いたものが少量一緒に付いていたのですが、お店の人から「匂いを嗅ぐためのもので食べるためではない」と言われました(笑)
ということで、カフェが溢れかえっているここ上海ですが、なかなかこだわりがありそうな良いお店でした。場所は… あまりにもローカルなところにあるため内緒にしておきます(^^;