タイトル長過ぎですね… あっ「RICOH THETA V」は釣りです(^^;;
今日9月15日から、スペックアップしたRICOHの360°全天球カメラ「THETA V」が発売されています。
それに合わせるようにして、各種関連アプリもアップデートしています。
特に、THETAで撮影した360°パノラマ画像を編集する「THETA+」アプリに新たに実装された「アニメーション」機能が面白かったので簡単に取り上げたいと思います。
THETA+アプリとは
以下、アプリの説明文です。
RICOH THETAで撮影した全天球イメージを簡単に編集加工することができるアプリケーションです。クロップやビューモードの切り替え、色調の変更等の編集加工をすることができ、編集した画像は、InstagramやFacebook等に投稿し、簡単に共有することができます。
例えば、わたしも使っている「THETA S」では、写真やビデオの設定変更やリモート撮影・保存などは「THETA S アプリ」で行うわけですが、上の説明にあるような写真の編集や加工には、「THETA+ アプリ」という専用アプリを使う必要があるわけです。ちなみに360°ビデオの編集・加工には「THETA+ Video アプリ」を使います。
アニメーション機能とは
さて、今回のアップデートで「THETA+ アプリ」に追加された「アニメーション」機能について、これもアプリの説明文を転記します。
360°の静止画からアニメーションを書き出せます。シーンにあわせた9種類の動きからひとつ選択し、速度やメイン画面の調整、書き出しサイズを選択できます。
となっています。
静止画から作成されるアニメーションはなぜ面白いのか
これは「THETA アプリ」を使ったことのある人なら分かると思いますが、360°パノラマ画像をグリグリする “あの” 感覚が、このアプリを使って自動で作り出せるのです。
同じ360°画像でも景色が違って見える?
これは9種類のエフェクトを実際に見てみないと分からないと思います。同じ画像で作成した9種類のアニメーションをiMovieで繋げてみました。素材は余り良くありませんが、興味があったらご覧ください。
アプリ内の並び通り、集合写真 → 集合写真2 → 空 → 対面 → 食事 → 大自然 → ビル → 星空 → 花畑 の順番で繋げています。
小籠包発祥の地とされている上海・南翔というところに、先月小籠包を食べにいった時、古い町並みを再現した景観地区の橋のど真ん中にTHETAを置いて撮影した画像です。
アニメーションの動きが速過ぎてちょっと酔いそうになったので^^; iMovieで少しだけスピードを遅くしています。他は特に調整していません。
アプリの方でアニメーションの最終位置を変更したり角度や大きさを調整できるようになっていますが、これも特にいじっていません。
あと書き出す時、iPhoneを縦向きにしていたら書き出されるビデオも縦向きに、横向き(ランドスケープモード)にしていたら横向きのビデオが作成されます。もちろん書き出し前にクロップすることも可能です。
アニメーションの使われ方予想
Instagramにアップすると面白いかな、と思っています。おそらくリコーも、そういった使われ方を想定してこの機能を付け加えたのではないでしょうか?
今回は同じ画像を9種類繋げましたが、いろいろな360°画像をアニメーション加工して繋げてYouTubeにアップロードしても面白いかなと思っています。
まとめ
以上、アップデートした「THETA+ アプリ」のアニメーション作成機能について取り上げてみました。
こうしたアプリのアップデートで、THETA活用の幅がどんどん広がって行くのはいいことですね。新しい機種も出たことですし、360°全天球カメラ、これからますます盛り上がっていきそうです!