最新のiOSアップデートで、ついに上海と北京の地下鉄やバスなどで利用されている交通カードでApple Payが使えるようになりました!
一時期は、まるでSuicaのように上海交通卡が使えるように画策したこともありました(汗)
これからは、そんな無駄な努力を払わなくてもiPhoneを改札にかざしてスマートに通過できるようになります(笑)
以下は上海公交卡の登録方法です。
カードの追加方法
まずiPhoneの「設定」から「WalletとApple Pay」を選択、その後「カードの追加」をタップします
続いてApple Payの案内画面が表示されるので「続ける」をタップ
「カードの種類」から「交通系ICカード」 > 「Shanghai Transit Card」を選択
任意の金額を入力して新たにカードを登録することもできます(その場合チャージ金額からデポジット20元が差し引かれます)。ここでは「既存のカードから残高を転送」を選択します
「Card Number」の部分にカードナンバーの上4桁を入力し右上の「次へ」をタップ
「利用条件」に「同意」する
情報の転送が始まって
「Card Added」と表示され、「次へ」をタップすると「Using Cards in Wallet」と表示され、右上の「完了」をタップしてカードの登録が完了
エクスプレスカードの変更
もし既にSuicaを登録している場合、エクスプレスカードの設定を「上海公共交通卡」に変更しておきましょう
対応しているデバイスは以下の通りです
iPhone SE、iPhone6/6 Plus、iPhone6s/6s Plus、iPhone7/7 Plus、iPhone8/8 Plus、iPhone X、Apple Watch Series 1/2/3
その他
もちろんのことですが、これらの機種は既にApple Payと紐付いている必要があります。
それから、既存のカードから残高を転送する場合、記念カードなどだとうまく転送できないかもしれません。わたしは昔JALに乗った時にもらった交通カードで登録してみたのですが、情報をうまく転送することができませんでした。
実際に使ってみた感想
いやぁー、スマホとは別に交通カードを持たなくてもいいのは助かりますね。よく忘れるので(笑)
あと、少し前から始まったQRコード方式より改札の通過が圧倒的に早いですね、まぁこれは当たり前のことですが。
QRコード方式の場合、改札前でアプリを起動し二维码(QRコード)を表示させセンサーにかざす必要があります。ステップが多いですし改札センサーとの距離が悪いと読み取りに失敗することも多々あるようで…
最近は改札前でもたついている人をよく見かけるので、Apple Payの方が絶対スマートだと思います。
さてちょっと長くなってしまったので、その他の使用感や設定等については、また別にエントリしたいと思います。