ここでは、「WeChat Pay(微信支付)」の支払い元を、「WeChat Wallet(微信钱包)」から銀行口座直接引き落としに変更する方法について取り上げます。
WeChat Payの支払い方法は2種類
WeChat Payを使い始めた当初は、紐付けした銀行口座から微信钱包に必要に応じてチャージして利用していました。
しかしいつからか、WeChatでの支払いは、紐付けされている銀行口座から支払いの度に直接引き落とされるようになりました。「支付宝(AliPay)」も今は同じ方式です。
どちらの支払い方法を選択するかは個人の好みだと思いますが、支払い方法の変更の仕方が少々分かりづらかったので簡単にご紹介します。
支払い方法の変更
以下、iPhoneのWeChat(iOSアプリ)画面を例にしています。Androidアプリでも流れはほぼ同じかと思います。
まず「ウォレット」からマネーを表示
QRコードの下「お釣り」をタップ
「メインの支払いモードを選択」で好みの支払い方法を選択
ここでは「残高」から「銀行口座(ICBC Debit Card)」(紐付いている銀行口座)に変更
支払い方法の変更完了
これでWeChat Walletにチャージすることなく、支払いの度に銀行口座から直接引き落とされるようになります。
支払い限度額の確認
銀行口座からの支払い限度額を確認してみましょう。
「ウォレット」からウォレットを選択
紐付けされている銀行口座(ATMカード)を選択
支払い限度額の確認
- 单笔限度…一回の支払い限度額
- 每日限度…一日の支払い限度額
わたしの場合、1回の支払い限度額が10000元、1日の支払い限度額は50000元に設定されているようです。
いつ設定したのかは忘れました。おそらく初回の設定時に限度額を決めたんだと思います。
この額の変更の仕方は分かりませんでした。もしかしたら「交易限额咨询(95017)」に問い合わせると変更できるのかもしれませんが、どこにどうやって問い合わせるのかまでは調べていません ^^;
WeChat Payへの関心は高い⁉︎
以前の記事にコメントをいただいたので、今回改めてWeChat Pay支払い方法の変更についてまとめてみました。
上記のエントリは、当弱小ブログの中で最もアクセスが多い記事となっています。
フィンテックなどという造語が昨今もてはやされていますが、そんな言葉をニュースで見聞きする前から、中国では支付宝や微信支付が普及していたのですから、この方面に関する中国の発展ぶりはすごいとしか言いようがありません。
当ブログでは引き続き、AliPayやWeChat Payに関する有用な情報があれば発信していこうと思います。