我が家ではASUSのWi-Fiルータ「RT-AC68U」を使っています。
使い始めてかれこれ2年ほど経ちましたが、全く問題なく稼働してくれています。その後も各社、電波強度を売りにした新製品をどんどんリリースしていますが、わたしにはこれで十分!ということで、あまり記事にしていなかった当ルータについて取り上げようと思います。
今回は「ゲストネットワーク」についてです。
目次
自宅Wi-Fi解放のリスクと解決策
自宅Wi-Fiの一般的な使わせ方
さて、皆さんは家に友だちやお客さんが来た時、どうやってWi-Fiを使わせていますか?
多くの人が、自宅のアクセスポイントとパスワードを口頭で伝えるかメモに書いて教えているものと思います。しかしこの方法はセキュリティー的に多くの問題をはらんでいます。
メインのアクセスポイントを解放することで考えられるリスク
- 単純にメモからパスワードが外部に流出する危険
- パスワードをもらった端末がハックされて流出する危険
- あるいは端末にバックドアが仕掛けられていて流出する危険
- ないとは思いますが、悪意を持った友人がネットワークに侵入する危険
ゲストに自宅インターネットを使わせる際の解決策
では、こうした問題を回避しつつ、どうやって来客者に自宅のインターネットを使ってもらえるか?
それは「ゲストネットワーク」を活用する方法です。
ASUSのルータは「ゲストネットワーク」と称していますが、おそらく他社製品にも、呼び方は異なるかもしれませんが同様の機能があるものと思います。
自宅のネットワークとは遮断した形で、ゲストにインターネット接続を提供すれば、上記のリスクを回避できます。
「ゲストネットワーク」を有効にする方法
ブラウザの設定から
ASUS「RT-AC68U」の場合、MacからでもiPhone・iPadからでもいいので、ブラウザにルータのアドレスを打ち込みログインしたら、メニューの「ゲストネットワーク」からネットワークを「有効」にするだけです。
一応2.4GHz帯3つ、5GHz帯3つの合計6つ解放できるようになっていますが、基本的に1つしか使うことはないと思います。
ブラウザ経由から有効にするとデフォルトでは…
- ネットワーク名(SSID):ASUS_Guest1
- 認証方式:Open System
- ネットワークキー:None
- 残り時間:無制限
- イントラネットのアクセス:Off
となっているはずです。ゲストに一時的にインターネットを使わせるので、基本この設定で問題ないかと思いますが、少なくとも残り時間だけは手動で設定しておいた方がいいでしょう。
「残り時間」のところでもどこでもいいのでクリックすると、詳細設定画面が開くので、そこから任意の時間を設定できます。こうしておくとネットワークを解放したまま放置する(昔のFONみたいな状態)ことを避けられます。
アプリから
実はASUSには専用のアプリがあって、この「RT-AC68U」もiPhoneアプリから各種設定・調整が可能です。
もちろん「ゲストネットワーク」の解放も可能で大変便利なのですが、少し長くなりそうなので次のエントリに回したいと思います。
まとめ
この時代、来客時に友だちが自宅のWi-Fiを使いたいと思うのは自然な流れです。わたしも他の人の家にお呼ばれした時、やはりWi-Fi使わせてほしいと思いますので。
そんな時、メインのアクセスポイントを教えるのはセキュリティー的にリスクがありますし、何よりスマートではありません。ルータから「ゲストネットワーク」をチョチョっと操作して、「ゲストネットワークに繋いでいいよ!」なんて言ったら、「おぉっ、できる人‼︎」なんて思われちゃったりするかも⁈しれません。
「ゲストネットワーク」 を活用したことがなかった人は、今度誰か家に来た時ぜひ活用してみてください!
次は、もっと簡単に「ゲストネットワーク」を解放できる、アプリからの操作について取り上げたいと思います。