相変わらず、ここ中国からは今のところGoogle Driveにアクセスさえできません(-_-;)
さて、SkyDrive、Google Drive、Dropbox、SugarSyncとクラウドストレージはたくさんありますが(まだ他にもありますが)、Macユーザーとして、iCloudを外すわけにはゆきません。しかし何となく、iCloudの存在って忘れられてる感が漂っていませんか。
iCloudが関係しているAppleのサービスは多岐に及びますが、とりわけフォトストリームは、iCloudの中核的サービスといえるでしょう。
iCloudを無料で使えるスペースは5GBまでですが、ことフォトストリームに関して言えば、容量に関係なく最新の写真1000枚をクラウド上に保存してくれて、それをMacやiPhone、iPadなどすべてのデバイス間で共有できるという、とても便利なサービスです。
このサービスのお陰で、最近はiPhoneで撮った写真をMacのiPhotoに同期させて取り込む、という作業を全くしなくなりました。
ところが、このフォトストリーム、1000枚まではシンクしてくれるのですが、それ以降古い写真は自動的に削除されていきます。これはどんな時に問題となるでしょうか?
例えば、iPhoneで撮った写真はWi-Fi環境で自動的にフォトストリームにアップされ、カメラロールの写真と重なってゆきます。カメラロールの写真が増えてくるとiPhoneの容量が圧迫されるため、フォトストリームにも同じ写真が上がっているからいいや、と思い削除することがあります。
しかしその後、旅行で撮った大量のデジカメ写真をMacのiPhotoに取り込んだとします。するとこちらもiPhoto上からフォトストリームに自動的にアップされます。こんどはその大量の旅行写真がiPhoneのフォトストリームに流れこんでてくるので、フォトストリーム上にのみ残っていたiPhoneで撮った写真は押し出されるかのように古いものから削除されていきます。
iPhoneとiPhotoを同期して写真を保存しておらず、しかもカメラロールからも写真を削除してしまっている場合、このケースではその写真はどこにも残らないことになります。実際わたしは、iPhoneで撮った思い出深い写真の幾らかを、そのようにして失ってしまいました。
では、そうならないためにどのような対策を取ることができるでしょうか?
ここでSkyDriveの活用を思いつきました。とりあえず、iPhoneで撮った写真は片っ端からSkyDriveに保存してしまいましょう。何と言っても25GBも(通常は7GB)容量がありますから、iPhoneで撮った写真や動画程度であれば当分埋まってしまうことは無いでしょう。
SkyDriveにはデフォルトでPicturesというフォルダがありますから、iPhoneのSkyDriveアプリから、カメラロールの写真すべてにチェックを付け転送してしまいます。
そうすれば、カメラロールの写真をいつ削除してもバックアップが取れているので安心というわけです。
そしてiCloudのフォトストリームには、どこにも保存されず無くなってしまう写真のことを心配することなく、すべてのデバイスで最新の写真1000枚をストリームする役割に徹してもらいましょう。
ちょっと長くなってしまいましたが、こんな風にして、さまざまなクラウドサービスを連携して活用していけるのではないかと考えている今日この頃です。
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