中国では「Pay(Apple Pay)」を利用できる店舗が徐々に広がってきていますが,「支付宝(AliPay)」や「微信支付(WeChat Payment)」の勢いはそんなものとは比べ物にならないくらい凄い!という光景を目にしました。
これ…
判りにくい? では拡大写真を…
支付宝も微信も使えるのかぁぁ〜!
しかも手書き(笑)
支付宝(zhifubao)-口碑 生活 理财 钱包
カテゴリ: ファイナンス
価格: 無料
WeChat
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: 無料
お店は道路沿いにある,阿姨(おばさん)が営むどローカルの雑貨店です。
服とか下着とか,あとアイスクリームや飲料なども売っていました。
こんな店でも(失礼)スマホを使って電子決済できるなんて,この分野における中国の進化っぷりって凄くないですか?
支付宝での支払いに関して言えば,2パターンあります。
- 支付宝アプリからQRコードを表示させ,店員が読み取るパターン
- レジ前に表示されているQRコードを支付宝アプリを使って客がスキャンし,自分で購入金額を入力するパターン
1 のQRコードをスキャンするパターンでは,だいたいの店舗はちゃんとしたリーダーで読み取りますが,小さな店では,なんと!iPhoneを使って読み取るところもありました。
ちょっとセキュリティー的には大丈夫なのか心配になりますが,確かにこれだったら導入の敷居は低くなりますよね。
同じく2 のパターンでも,店舗側の導入コストは最小限で済むのではないかと思います。ただQRコードを掲示するだけですから。
阿姨の雑貨屋も,QRコードスキャナーはなくてiPhoneを使うか,こちらからQRコードを読み込んで金額を入力するかのパターンだったのではないかと思われます。
まぁ,さすがにここでの買い物はなかったので試せませんでしたが。。。
とにかく中国,特にここ上海では凄い勢いで支付宝や微信による支払いが普及している,そんなことを実感させられる一幕でした。
最近うちの奥さんがiPhone 6で「Pay(Apple Pay)」を登録したばかりなのですが,この分野でアップルが中国で覇権を取るのは難しそうです。
ただ,いろいろな決済方法を消費者が選べるのは利便性も上がって助かるので,Apple PayもAliPayもWeChat Walletもどんどん広がって欲しいですし,財布を持たなくてもいい日が,ここ中国では意外と早く来るかもしれませんね。
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