えーっと、上海にはStarbucksがメチャクチャたくさんあります。それこそ、場所によっては同じ駅前周辺に2つ3つとスタバがある事も珍しくありません。
ローカル食堂なら10元そこそこで昼ごはんが食べられるこの国で、最低でも1杯17元するスターバックスのコーヒーは、中国人にとってまだまだ高いはずなのですが、それでも店内はいつも大勢の中国人たちで賑わっています。そして中国人たちはそれぞれ自由気ままに時間を過ごしています。勉強している若者もいれば、友達同士でお喋りしている(大きな声で)人たち、はたまた15インチはありそうなノートパソコンを持ち込んで仕事かネットサーフィンしている人たち、もちろんiPhone・iPadをいじっている人たち…と実に様々です。
さてあるの日曜日の夕方、時間つぶしにスタバに寄ったら、若い女性がノートパソコン開いて勉強している姿が目に飛び込んできました。
うん?あれは…ノ、ノートパソコンじゃないぞ?!何やら小型のiMacのようにも見える。しかしよ〜く見てみると、あっあれはiPadではありませんか!ケースでランドスケープに保持させて、しかもBluetoothキーボードを駆使して颯爽と勉学に勤しんでおられるようです。キーボードをタイプしながら時折画面もタップしていたのを観察していたので、あれは間違いなくiPadでした。
ガジェット好きのオジサン(自分みたいなw)ならいざ知らず、何度も言いますが使っていたのは若い女性です。きっと日本なら浮いて映ることでしょう。
しかしここは中国。いい意味で、他の人が何していようがみんな気にも留めていません。使っている女性も周りの人も実に自然です。好奇の目で見てしまった自分の方が何だか恥ずかしくなってしまいました。
もちろんApple好きだからこそ気になったのも事実ですが、上海に来て1年弱、まだまだ中国人の大らかな大陸気質を理解できていないことを痛感させられる出来事でした(大げさか!)。
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