もうかなり経つんですが…
Mac miniの自分のユーザアカウントにログインできなくなってしまいました(-。-;
因みに,うちのMac miniは「Mid 2011」でCore i5の2.3GHz,俗に言う「梅モデル」です。ただしメモリを8GBに増設,起動ディスクをcrucialの128GB SSDに換装,ユーザーデータの記憶領域にHGSTの1TB HDDを増設しています。
既に5年も前のモデルですが,このスペックでこれまで不便を感じることはありませんでしたし,特に不具合が発生することもありませんでした。
さて今回のトラブルが発生したきっかけですが,Finderでファイルをプレビューしていたら固まってしまったので,Finderを強制終了させてMacを再起動,パスワードを入力してログインしようとすると…
あの忌まわしき「レインボーカーソル」が回り出し,うんともすんとも言わなくなってしまったのです。。。
メインで使っていたアカウントとは別に,テスト用に作成していたアカウントがあったので,とりあえずそちらでログインしてみると,問題なく起動できます。つまりユーザデータ用のHDDそのものが壊れた訳ではなさそうなのです。
しかし普段使っているユーザアカウントでは,何回ログインしても症状は変わりません。
仕方がないのでリカバリーモードで起動(command+R),ディスクユーティリティを起ち上げて,起動ディスクのボリューム,ユーザフォルダを置いているボリュームのそれぞれ,「First Aid」を実行してみたのですが,結局どちらからもディスクのエラーは検出されませんでした。
他にも幾つか対処方法を試してみました。
しかし一向に解決せず。自分のユーザフォルダ配下にはたくさんデータが保存されており,それにアクセスできないと大変困ります。
もうどうにもならないので,最終手段としてユーザデータの入っているハードディスクを物理的に抜き出すことにしました。
Mac miniの開腹は久々だったので少々手間取りましたが(ハードディスクを外す時,手前の束ねたケーブルを引っ掛けるプラスチックの爪みたいなのが折れてしまった),なんとかHDDを取り出し,代わりに元々入っていた純正の500GB HDDをMac miniに戻しました。
取り出した1TBのHDDを,USB3.0対応の外付けケースに入れ別のMacに繋いでみると…
無事ユーザデータを見ることができました!
こういう時に,起動ディスク(OSやアプリケーションが入っているディスク)とユーザデータの入っているディスクを分けておくと便利,というか安心だと改めて実感させられました。
この際Mac miniを,バックアップからの復元とか言わず,潔く綺麗さっぱり再インストールして環境を再構築してみたいと思っています。
コメント