地下鉄駅に設置された案内ロボット

上海
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上海地下鉄13号線の2、3期区間が昨年末の12月30日に開通しました。

2、3期は上海の浦東地区、世博大道から張江路までの16.1キロで12の駅が新設されています。

その内の「中科路」駅には「智能问询机器人(スマート案内ロボット?)」がいるというので、张江方面に出掛けたついでに見てきました(笑) 我ながら暇ですね〜

こいつがロボットです。ボディーには13号線のテーマカラーであるピンクが使われています。

どうやら自由に動き回れるようですが、この時は充電ステーションでおやすみ中でした。しかし利用者の質問には答えてくれそうな感じです。

「你好(ニーハオ)!」と呼びかけると、最初に自己紹介してくれます。そのあと質問を投げかけると答えてくれるようです。また必要な情報はお顔に表示されます。

ディスプレイには幾つか質問例が載せられていました。

您可以用普通话问我(中国語の普通語でわたしに質問してください):

  1. 我要去人民广场(わたしは人民広場に行きたい)
  2. 厕所在哪里?(トイレはどこ?)
  3. 附近有什么好玩的?(この近くに何かいい遊び場所ない?)
  4. 乘坐浦东25路从几号口出?(浦東25路バスに乗るには何号口から出たらいい?)

さらに画面下部の項目をタップすることで、その他の基本的な情報も取得できるようになっています。例えば列車時刻表、路線と運賃の検索など…

このロボット、将来的には英語や日本語にも対応するとか何とかいう情報をどこかで見かけた気がしたのですが、結局ソースを見つけることができませんでした。

さて、今回は最も簡単そうな「トイレどこ?」をロボット君に聞いてみることにします。果たしてうまくいくのか。。。

実は最初に試したところ一発で通じたので、次にiPhoneで動画を撮りながら話しかけてみたのですが、「厕所(cèsuǒ)」を聞き取ってもらえず、2回ほど「搜索(sōusuǒ)在哪里」と聞き取られてしまいました_| ̄|○

ちなみにロボットは改札の外、サービスカウンターの左右に1台ずつ置かれていました。

もしかしたら近い将来、上海の地下鉄駅は駅員に代わって彼らが業務に就く時代が来るのかもしれませんね。

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