以前から興味のあった緑色のシェア電動自転車 ”xqchuxing” ですが、わたしの住んでいる上海の浦东(Pǔdōng,プードン)地区では、これまでサービスが展開されていなかったので、登録は見送っていました。
ところが、ここ1ヶ月くらい前から、近所でも緑色のバイクをチラホラ見かけるようになってきて、最近は浦东にも大量に投入されている感じだったので、ついに登録してみました。
登録方法は至って簡単でしたが、今後利用を検討しておられる方の参考になればと思いシェアします。
目次
登録方法
まずアプリをダウンロード
何故かAppストアのリンクを貼ることができませんでした。なので、まずApp Storeアプリで中国のストアに変更し、「搜索(検索)」で「享骑电单车(xiǎngqí diàndānchē)」と入力してみてください。ダウンロードできるはずです。
中国のケータイ番号で認証
アプリをダウンロードしたら、メイン画面左上の “三本線マーク” をタップ
「登录 / 注册(dēnglù / zhùcè:ログイン / 登録)」 > ケータイ番号を入力 > 「获取验证码(huòqǔ yànzhèngmǎ)」 と進み、短信(SMS)に送られてくるワンタイムパスワードを入力します。この辺りの流れは、中国のサービスはどれもだいたい同じです。
押金の支払い
押金(yǎjīn,保証金)の支払いは支付宝か微信のみです。
個人情報を入力
外国人なので「护照(hùzhào,パスポート)」を選択し、必要な情報を入力。「确定」 > 「立即用车」と進み登録は完了です。
mobikeやofoと違って享骑电单车の場合、氏名とパスポート番号の入力だけで写真を送る必要はありませんでした。
料金体系
ちなみに料金ですが、「押金(保証金)」が299元(5000円弱)、実際の利用料金は、最初の1時間は2元(30円強)、その後は1時間ごとに3元(50円弱)です。仮に2時間乗っても日本円で80円くらいですから安いですよね。
利用時料金も、支付宝か微信からチャージできるようになっていて、チャージ金額は、10,30,50,100元から選べるようになっています。
わたしは、取り敢えず10元チャージしておきました。
利用方法
では実際に乗ってみよう!
緑色のバイクを見つけたら、アプリを起動してQRコードをスキャン
するとその電動自転車に、あとどれくらいバッテリーが残っているか、航続可能距離はどれくらいか表示されます。
問題なければ「开锁」をタップ
もしバッテリーの残りが少なければ「换一辆」をタップして別のバイクを探します。
あとはスロットル全開で好きなところへ出かけましょう!
まぁ、スロットル全開にしても大してスピードは出ませんので、ある意味安全です(笑)
停車方法
途中停車
享骑电单车は、途中で一旦停車することもできます。コンビニでちょっと買い物といった時には便利ですね〜
アプリの「临时锁一下」をタップ
すると動力供給が一時的にストップします。再開する時は、同じ場所にあるボタンをもう一度タップしてください(スクリーンショット撮り忘れ)。
ただし時間のカウントは進行したままですので注意しましょう。
終了方法
さて、下車して乗り捨てる時の方法ですが、これが少々分かりづらかったです。
指定場所に停める
まず下車する場所ですが、地図上の緑のアイコンが表示されているところに停車させます。
目的地付近にマークがあるか、前もって確認しておくと良いでしょう。
指定以外の場所に停車した場合、罰金150元らしいので注意が必要です。
アプリ側で利用を終了する
さて、実際に乗り捨てる方法ですが…
バイク本体にもアプリにも「关锁(guānsuǒ)」つまり鍵をかけるボタンが見当たりません。
ではどうすればいいかと言うと…
アプリメイン画面一番下の「我要还车(wǒyāoháichē)」をタップすると利用を終了できます。自転車と人がちゃんと同じ場所に居ますか?みたいな確認が出てくるので「确定」をタップ。
初回利用時は割引券が使えて、料金、時間、残額が表示され、決済が完了します。
「查看行程详情(行程の詳細情報)」をタップすると、走行ルートを確認できます。
张江高科から上海日本人学校浦东校の近くまで走ってみましたが、出発地から目的地までの場所によっては、地下鉄より断然早くなると思います。
実際に乗ってみて
mobikeやofoなどのシェア自転車に比べて断然楽ですね〜(当たり前)。
少し遠くに行きたい時には積極的に活用したいと思います。
ただシェア自転車以上に、故障車やバッテリー残量が少なくて使い物にならない車も多かったので、当たりを引くには結構何台も探さないといけないかもしれません。管理が追いついてないといった感じですね。
まとめ
群雄割拠の中国ライドシェア市場ですが、上海のシェア電動自転車では、この「享骑电单车 或 享骑出行」が間違いなくトップだと思うので、サービス向上を期待して登録してみるのもいいかもしれません。
ちなみに、サドルの高さは変えられません。長時間乗ると結構お尻が痛くなります(笑)乗るなら1時間以内でしょうね。
あとバッテリーの残量が少なってくると、電圧の低下からか、橋を越える坂を登るのもキツくなってきますので、その場合は、ペダルを漕いでアシスト自転車として利用しましょう。
以上、上海のシェア電動自転車サービス「享骑电单车,xqchuxing」の登録および利用方法についてでした。
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