先日一時帰国した際に、初めてピーチ航空を往復で利用してみました。
以下、気になった点をピックアップします。
時間が不便
出発・到着共に上海・浦東空港の交通手段が限られる
上海 ⇔ 関空 の発着時刻は以下の通りです。
- 上海浦東6:05発(中国時間)、関空9:20着(日本時間)
- 関空22:25発(日本時間)、上海浦東00:20着(中国時間)
LCCなので時間が不便なのは致し方のないところ。
問題は空港まで(もしくはから)の交通手段です。深夜は地下鉄もリニアも動いていません。
ですので、上海浦東空港に離陸150〜50分前までに着くためには、基本タクシー以外に選択肢はありません。到着便についても同じです。
体力に自信のある方なら、前の晩から空港に乗り込み、ベンチ等で仮眠するという手もあります。
もう一つ空港バスの深夜便を使うという手もありますが、夜中11時以降はその日の最終便到着45分後から45分間隔みたいなので、1本乗り過ごすとかなり待たなければならなず、こちらもあまりお勧めはできないかも…
以下は「上海机场」アプリからの抜粋
- 守航夜宵线
- 1号航站楼
- 23:00后至当日航班(含延误航班)结束后45分钟
- 2号航站楼
- 23:05后至当日航班(含延误航班)结束后45分钟
- 停靠站
- 浦东机场T1,T2站,龙阳路芳甸路站,世纪大道地铁站,延安东路浙江中路站,延安中路华山路站,延安西路虹许路站,虹桥枢纽东交通中心
- 终点站:虹桥枢纽东交通中心
- 间隔时间:不超过45分钟 按实际客流调整,高峰时间客满即发
- 票价:16-30元
デメリットばかりではない発着時刻
もちろんこうした不便さがチケット代金に還元されているわけで、安さを取るか便利さ・快適さを取るかがLCCを利用するかどうかの分かれ目になるでしょう。
もう一つ気づいたのは、便が少ない時間なので保安検査がとてもスムーズだったという点です。特に浦東空港では、パスポート審査や保安検査に毎回メチャクチャ並ばされるのですが、今回は長時間並ぶ必要はありませんでした。
荷物の重量制限
機内に持ち込める手荷物は、一人2個で合計10キロまでです。
これを超える場合、別途受託手荷物を追加購入する必要があります。
短期間の旅行なら標準の手荷物重量で問題ありませんが、荷物が多い場合や長期の旅行の場合には追加購入が必要そうです。
セール期間中にチケットを購入すればかなりお得
今回はシンプルピーチ利用の往復で15000円弱でした!
あと、中国(上海)からピーチアビエーションの公式サイトでチケットを購入すると、上海 → 関空は中国元(RMB)でしか購入できませんでした。もちろん関空 → 上海は普通に日本円で購入できましたよ。
Peachメールマガジンを登録しておくとセール情報が届くので、チケットを安くゲットしたい人は、サイトから登録しておくといいと思います。
iOS・Androidアプリもあります。
まとめ
諸事情によりわずか1泊2日の帰国でしたが、リュック一つでの気軽な帰国だったので、シンプルピーチで全然問題ありませんでした。
また不便な発着時間も、視点を変えれば現地での時間を最大限活用できるという意味では有りなのかな、と思いました。
上海 ⇔ 関空は飛行時間も2時間強と短いので、サービスよりチケットの安さを優先する人にとって、ピーチの関空-上海路線は魅力的です。
正直言うと、おじさんにはかなりきついスケジュールではありましたが(乗客は実際に若者が多かった気がする)、また機会があったら利用してみたいと思います。
実は今回空港に直接向かうのではなく、上海浦東・川沙に最近オープンした極楽湯に立ち寄り、閉館時間の2時前まで風呂に入ったり仮眠したりして過ごし、それからタクシーで空港に行きました。このパターンも結構ありだと思います。
川沙の極楽湯については、また機会があればアップします。
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