もう1ヶ月以上前の話になりますが、ちょうど日本でヤマト運輸の再配達をはじめ、宅配業界の問題が盛んに報道されていた最中、中国、上海・浦东にあるうちのようなローカルマンションにさえ、スマホを活用したハイテクな宅配ボックスが設置されました。
中国で普及し始めている共用型の宅配ボックス
こんな感じで屋外にむき出しで置かれています 汗
タッチディスプレイ式の端末と読み取り機、それに物理式のテンキーも付いています。
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「栈」というのは、商品を保管したり,旅人を泊めたりする家.の事だそうです。(出典:超級クラウン中日・クラウン日中辞典)
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宅配ボックスの使い方
使い方はいたって簡単です。
最初に「点击取/投件」をタップします。
次に「我要取件」を選択。
事前に快递(宅配業者)からケータイの短信(SMS)に数字6桁の「取件码(パスワード)」が送られてくるので…
端末のテンキーを使ってパスワードを入力します。
んっ?よく考えてみたら、この方法だと特にスマホ必須ではないなぁ〜
画面にボックスの位置と番号が表示され…
「パコっ!」という音と共に自動で扉が開きました!
荷物を取り出したらあとは扉を閉めて終了、超簡単です。
中国は発展のスピードが凄い!
うちのような小区(xiǎoqū、団地みたいな意味)にさえ設置されたのですから、きっと上海、いや中国全体でこうしたシステムが急速に普及しているのだと思います。
そしてこのスピード感こそが今の中国の経済発展を象徴しており、日本の宅配問題を含めて色々なヒントを含んでいるような気がします。
試してはいませんが、おそらく数字パスワードを入力する方法以外にも、専用アプリもしくは微信(WeChat)アプリから、端末画面に表示されたQRコードをスキャンして荷物を取り出すこともできそうです。この方法の場合だとスマホ必須ですね。
これまで不在時は…
我が家では、留守の時は玄関横の電気メーターが入っている扉の中に荷物を置いてもらっていました。
留守の時は必ず快递から電話が掛かってきて、電気メーターのボックスに入れておいてとお願いすると、荷物が無くなっても責任取れないぞ、的なやり取りがあり、結局いつも入れてもらっていました。
でもこのやり方、小額の商品であれば仮に盗られたとしても「まぁいいか〜」で済ませられますが、高額商品だと、家に帰って荷物を確認するまで盗られていないか不安と闘わなければなりません(笑)実際何度かそういうストレスを経験しました。
今後は宅配ボックスができたので、留守中荷物が届いても安心です。宅配ボックスには監視カメラも設置されています。
これで、今まで以上にバンバンネットで買い物できそうです 危
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