日本で購入したiPhone 7、中国でApple Payは使えるか?

日本で購入したSIMフリーiPhone 7 Plusを使い、ここ中国・上海で、Pay(Apple Pay)を使った支払いが本当にできるのか、麦当劳(マクドナルド)で試してみました。

201602181616527404_640_426※マクドナルド中国のサイトから画像を引用

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利用前までのわたしの理解

事前理解では、日本で購入したiPhone 7 / Plusは、NFC Type F(FeliCa)にのみ対応で、海外で普及しているNFC Type A / Bには非対応だと思っていました。

しかしWebを検索していると、海外のカードを持っていて登録さえすれば、Apple Payは使えるということが分かりました。

以下の記事の説明が分かり易かったです。

タイトルは「…海外で使うことはできない」となっていますが、日本のiPhoneでも海外のクレジットカードを登録すればApple Payを使えることが、ちゃんと説明されています。

実際に試してみて、中国のマクドの無人注文機で、何の問題もなくApple Payを用いた支払いができましたのでレポートしたいと思います。

事前準備

現地対応カードの登録

海外でApple Payの利用を開始する前に、現地の対応したカードをiPhoneのウォレットアプリに登録しておく必要があります。

中国では、多くの銀行のカードが银联卡(銀聯カード、Union Pay)に対応しており、Apple Payも利用できる状況です。わたしは中国工商銀行を利用しているので、そのキャッシュカードをウォレットアプリに登録しました。

この方法については、以前エントリしたことがありますので気になる方は参考にしてください。

iPhone 6でApple Payを使えるようにした
今更という感じではありますが… せっかく「Pay(Apple Pay)」が使える中国・上海に住んでいるわけですし,とりあえず設定だけでもし...

登録・設定時の注意点

リージョン設定の変更

上に紹介した過去記事にも記していますが、iPhoneの「設定」から「一般」→「言語と地域」と進み、「書式」のところの「地域」を「中国」もしくは滞在中の国にすることで、日本で購入したSIMフリーiPhoneでも、中国(外国)のキャッシュカードもしくはクレジットカードが登録できるようになるはずです。

カード登録後は地域の設定を元に戻しても問題ありません。

現在、わたしのiPhoneのウォレットアプリには、日本のクレジットカードとSuica、それに中国のキャッシュカードが混在しているといった状況です。

メインカードの変更

iPhoneを購入してからの数日間、日本滞在中はウォレットアプリで「Suica」がメインに来るように設定していましたが、こちらに戻ってきてからは、メインカードを「中国工商銀行」に変更しました。

iphone7_wallet

メインカードの切り替え方は、「設定」アプリから > 「WalletとApple Pay」 > 支払い設定「メインカード」と進み、希望のカードを選択するだけです。こうしておくと、ロック画面中にホームボタンをダブルクリックすると、メインカードが最前面に出てくるようになります。

無人注文機での注文・支払いの流れ

無人注文機とは

無人注文機(正式名称ではありません、分かりやすくするため)というのはタッチパネル式のオーダーシステムのことで、こちらのマクドナルドでは徐々に増えてきています。

マクドナルドのタッチパネル注文システム
中国でマクドナルドは「麦当劳(マイ・ダン・ラオ)」といいまして、まぁ至る所にあるわけです。 いろいろ問題もありましたし、上海ではマクドナルド...

日本のマクドにはもう長いこと行ってないので、同じようなシステムが導入されているのか知りませんが、カウンターで対面注文するよりも、後ろに並んでいる人を気にせずゆっくり注文できますし、何より海外では、メニューの読み方が分からなくて注文できない、というもどかしさを回避できる素晴らしいシステムです(笑)

実際にApple Payを使ってオーダーしてみる

前置きが大変長くなってしまいましたが(^^;; 実際にApple Payを使ってみましょう。

image

  1. まず無人注文機の画面にタッチして「店内食事」or「持ち帰り」のどちらかを選択
  2. 注文したい商品を選択image
  3. 支払い方法を選択
    • 「银联 / Apple Pay」、「微信 / 支付宝 / QQ / 工银二维码」で左側を選択image
  4. iPhoneを端末に近づける。この時間違って支付宝や微信支付用のリーダーにかざさない
    imageimageimage
  5. 端末のテンキーを使って登録している銀行カードのパスワードを入力
  6. 発行される整理券を忘れずに取る

流れとしてはざっとこんな感じ。あとはカウンターで発券された番号の商品を受け取るだけです。

所感

Apple Payは、キャッシュカードのパスワードを入力しなくてはいけない点がやはり面倒です。

この点は、先ほど紹介した以前のエントリ記事に幾つかコメントを頂いており、決済するカードか店舗、もしくはその両方がサインレスに対応しているかどうかで状況は変わってくるようなので、今後機会があれば、Apple Payが使える他の店舗でも試してみようと思います。

iPhoneをかざすだけ(Touch IDは必要)で支払いができれば、「支付宝」や 「微信支付」に少しは対抗できるかもしれませんが(AlipayやWeChat Payでは、支払いの前に必ずアプリを開く必要がある)、現状では、中国はおろか日本のコンビニでさえ使えるようになってきた「支付宝」や「微信支付」の方が、まだまだ圧倒的に優位と言わざるを得ません。

まとめ

このエントリでは、日本で購入したSIMフリーiPhone 7 PlusのApple Payを使って、中国で支払いができるかを検証してみました。

今のところ、まだマクドナルドでしか試していませんが、結果は問題なく支払いができました。

日本のAppleで販売されているSIMフリーiPhone 7 / Plusは、FeliCa(NFC Type F)しか使えないという訳ではなく、中国(たぶん他の外国)でもApple Payが使えたという事から、NFC Type A / Bにも対応していることが改めて証明された、という結論になります。